改めまして皆さん今晩は。ジョン・ケニーRI会長は、ロータリーの友1月号において「1月は年度の折り返しに当たり、私達会員が過去と未来の双方を見つめる時です。上期の成果を確認し、自分達が設定した目標を再検討しながら、どれくらいその目標を達成出来たかを評価する時でもあります。私達の進捗状況や課題を真摯に見つめ、私達が計画した奉仕活動を成功裏に成し遂げるために必要なステップを考え直す時なのです。」と述べています。
昨年末12月8日には、SAA佐藤会員、荒金クラブ管理運営委員長、山田会員増強委員長、河野クラブ広報委員長、吉弘奉仕プロジェクト委員長、秋吉ロータリー財団委員長より、それぞれ前期の反省として進捗状況を発表して頂いておりますので重複は避けます。私は、この半期の間に開催された各セミナーに全て出席を致しました。そこで勉強したことで印象に残ったことを再度少し確認致しました。
7/25(土)(地区)会員増強セミナー 熊本市崇城大学市民ホール (山田委員長と出席)
日本では約12年間で36,782名 27.9%の減少した。2720地区においても2008年より2009年の1年間で131名減少した。ジョン・ケニーRI会長は①各クラブで少なくとも1名の会員純増、②最低80%の会員維持、③各地区で少なくとも1つ以上の新クラブを結成の目標をたてた。日出クラブは、今年度5名の純増を目標とし、女性会員、以前入会者の再度呼びかけ、他クラブとの連携で会員増強に努力する。
9/26(土)地区管理運営セミナー 熊本市三井ガーデンホテル (荒金委員長と出席)
テーマ① クラブを楽しくするには
テーマ② CLPについて
テーマ③ ロータリー情報について 以下3つの冊子の配布あり。
「ロータリークラブへお入りになりませんか?」
「ロータリーへようこそ 新会員へのオリエンテーション」
「わかりやすいロータリー」
10/3(土)地区職業奉仕セミナー 熊本市全日空ホテル ニュースカイ
社会環境など現在の国内の不況時を考えるとロータリー発祥の原点に帰り、会員相互の職業奉仕の助け合いが必要であると思われると総括された。
12/19(土)R財団・奉仕プロジェクト委員会合同セミナー 熊本県民交流館パレアホール
(吉弘委員長、佐藤(英)会員、瀬口会員と出席)
・R財団の補助金制度が2010年7月年度より未来の夢計画により行なわれ、若干の変更がある。
・ロータリーカード(財団活動を支援する唯一のオフィシャルクレジットカード)について説明と勧め
・国際奉仕の事例報告-「タイ山岳民族からのメッセージ」里親物語(熊本南ロータリークラブ)
今月は、ロータリー理解推進月間であります。前回の例会で、河野一幸広報委員長が「ロータリーの広報を考える」という、2510地区パストガバナー塚原房樹氏の論文をロータリー情報として提供して頂きました。その中の一部を引用しますと、『「ロータリーとは何か」「ロータリー運動の本質とは何か」の意味するものは、「ロータリーの哲学」を理解することなのです。』1923年、セントルイス宣言には『ロータリーは、基本的には一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務及びこれに伴う他人のために奉仕したいという感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕-「超我の奉仕」の哲学であり、これは「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」という実践的な倫理原則に基づくものである』とあります。『人は迷った時、導いてくれるガイドラインを必要とします。心の中で儲けたい心(利己)と他人に尽くしたい心(利他)とが綱引きをした時には、明確なガイドラインが必要です。そのガイドラインの基準となるのが「超我の奉仕」と「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」という2つのロータリーモットーなのです。この2つのモットーは、ロータリーの主概念なのです。つまり、ロータリー理解推進月間にロータリアンが学ばなければならないことは、利己と利他との調和の哲学なのです
しかし、近年(10年前より)ロータリーは大きく変身しました。原因は何でしょうか。会員の減少です。ロータリアン以外の一般の人達にロータリーの善行を強調する月間となってきました。ロータリーの奉仕は個人奉仕、精神奉仕で目に見えません。そこでロータリーも「一般の人々の目に見える好ましい公共イメージを広報することによって、ロータリーに新会員を惹きつける」「メディアを惹きつけるようなクラブのプロジェクトや活動を改善する」「ロータリーと報道機関との関係改善」などが強調されるようになりました。
RI理事会の選択した広報に関する方針も過去の広報宣伝を主要目的としない基本姿勢を守ろうとする声明から、現在の積極的に広報に焦点を合わせた活動をすべきであろうという意見まで大きく揺れ動かしている状態です。』
塚原氏は、この論文で「ロータリアンが自分達の功績を周囲に宣伝するのではなく、あらゆる場合にロータリアンとしての矜持を持って登場すれば、それが広報になるのです。広報宣伝はロータリーの思想普及の精神が表裏一体となっているのでなければ、無意味なことであると思います。」とも述べております。
この論文を通して私も大変勉強することが出来ました。ただ昨今のインターネットを含む情報社会において、当日出クラブも好むと好まざるに関わらず、今年度より広報活動の一環として、週報を含めクラブホームページを立ち上げ、配信することがようやく出来てきました。こういった広報活動は大変重要だと考えます。今後は、皆様の協力にてより充実したものとなるようにして参りたいと存じます。
今後の計画についてですが、まず次回のクラブOB交流親睦例会を皆さんと成功させましょう。3月2日、木下ガバナーエレクト日出クラブ訪問(外来卓話)があります。3月には、また天狗巣病駆除の社会奉仕活動、また大田公園(クラブの桜植樹場所)の清掃と花見やAPU学生や地区との交流イベント、4月には別府東、三重、日出3RC合同花見例会、また家族親睦ボーリング大会などの親睦や奉仕活動があります。また下半期は、会長エレクト研修セミナー2/27~2/28、地区協議会3/28(日)と次年度へ向けてのセミナーなどの大切な勉強会が予定されています。これらの全てに力を注いで、日出クラブの活動を充実させ、成功させましょう。