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1. |
OBのその後
私はロータリーで学んだ4つの誓い「真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか」この「教え」を心の中に貴重な贈り物としていただきました。定年後、再就職するかたわら日出町文化財保護委員を一定期間勤めました。委員になり、日出町内に指定されている町文化財(有形、無形のもの)を見たり、お話を聞いたり、学ぶチャンスに恵まれました。
空気がきれいで、銘水に恵まれ、食物は新鮮でおいしく、交通も至便で大変住みやすい環境です。再就職した会社もやめて、やっと一息ついたところです。
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2. |
藩校致道館との出会い
致道館は昔、1858年15代日出藩主、木下俊程(としのり)侯により、日出城内の二の丸に創立されました。建物(母屋と門)が現存して、昭和26年に移築され、大分県の文化財として指定されています。創立150年を迎えて、町では現存の貴重な建物を利用して、学習塾が開校されました。県内外の多数の入学志願者の中から20名余の塾生が入学を許可されました。現在4期生までが卒業しています。
初代館長に中山善之(故人)氏を向かえ、平均年齢還暦内外から若者(?)が集い、名講義を受けました。町内外の歴史や文化の座学と文化財の存する地や建物などを訪れて感動や失望など、私も塾生の一員として参加しました。
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3. |
しだれ桜などの植樹と今後
町内の文化財の地を訪れるにつれ文化財のより一層の保存の大切さを学びました。春や秋のシーズンに訪れる時によい景観や、良好な保存状態の印象をもっていただける必要性を痛感しました。そこで桜などを植える運動が塾一期生の間で開始されました。植木植樹1000本を目標に文化財の所在地で優先的にすすめています。
現在、地域のみなさんのご協力を得てしだれ桜や河津桜など475本まで植樹が進んでいます。昨年はアジア太平洋大学の学生さんの協力を得て計175本植樹がすすみました。学生の出身の国や名前を記入したプレートもつけて、後輩達に手入れをお願いするようにしました。きっと5~6年後には育っていることでしょう。
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大神住吉神社周辺 |
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豊岡漁港沿い |
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◎ |
6種類の桜は次のとおりです。
河津桜、関山、染井吉野、平安しだれ、八重紅しだれ、寒緋桜
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◎ |
植樹地は次のとおりです。
赤松橋周辺、横津神社周辺、愛宕神社周辺、豊岡頭成周辺、眞那井浮嶋神社周辺、大神住吉神社周辺、覚雲寺周辺、みのり園、南端小中学校、旧森藩小浦港(御蔵所)周辺
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◎ |
今後の御参同協力等々~5年目以降に向けて~
今迄の植樹には各地区の区長さんや子供会、婦人会、社寺の御住職さんや総代の方、敬老会、アジア太平洋大学生や関係の方々、町の教育委員や議員の方々のご協力を得て実施できました。遺り水の大切さも学びました。
今後の植樹活動の資金については広く志のある方や団体等に御参同をお願いしたく、会長様はじめメンバーの方々によろしくお願いするものであります。 |