第1245回例会  平成22年5月11日(火) 例会記録  No.39
日出ロータリークラブ週報


四つのテスト
■出席報告   荒金則之委員長
会員総数 15名 ゲスト 1名
会員出席数 9名 ビジター 0名
会員出席率 60% 出席者数 10名
前々回出席率 (4/20)66.7% 修正出席率 (4/20)80.0%
100%連続回数 0回 100%通算回数 364回
出席免除会員 山田滋彦
●メイクアップ
事前  
事後
●欠    席 秋吉尚康、上野公則、金田規嗣、児玉重信、吉弘秀二、遠藤克尚

19時00分
君が代・奉仕の理想
米山奨学生(イ・ヘジン)
 
 会長 鈴木 貫史

  皆様今晩は。本日は、小川会員による卓話「ホスピタリティの心」となっております。どうぞよろしくお願い致します。また今回を含めて、鈴木・小路年度も2ヶ月となりましたが、実質の例会行事も残り5回程です。皆様の御協力を最後までお願い致します。
  さて、本日の会長の時間は、日出RCのインターネットの一部をお借りして画像を10枚程挿入させて頂いており、その画像を使って私のゴールデンウィークの小旅行を報告させて頂きます。この画像は、明日にはすべて消去し、週報として何枚かは掲載させて頂くこととしております。
  5月1日(土)までしっかり仕事を行った後、5月2日早朝4時より、妻とともに愛車で日出町を出発し、関門大橋を渡り、中国道を上り、私の出身大学であります鳥取大学(本学)テニス部の同日午後6時よりの同級会に間に合うように走りました。ゴールデンウィーク中でしたが、高速道路の渋滞情報どおりで特に混雑はありませんで、落合JCTより米子道に入り、倉吉市を抜け、国道9号線を鳥取市まで入りました。私が青春時代を含めて、最も鍛えられた硬式テニス部のコートと私の下宿(アパート)を望郷の想いで訪れました。コートは駐車場へ、下宿周辺は新しい建物に変っておりましたが、“なごり”はありました。午後1時には市内に到着し、ホテルまでの時間は久松山(城跡)公園と仁風閣、鳥取県立博物館を見学しました。
  午後6時より同級生(9名と夫人2名)が集まっておりました。51年入学ですので32年ぶりの再会で、私は皆がすぐにわかりましたが、女性は私の変りように声を聞いて納得する状態でした。本学のテニス部ですので、工学部、農学部、教育学部の同級生の集りに医学部も呼んで頂いたので今回が最初で最後かもという思いで参加致しました。
  医学部の同級生大友君(京都で開業)とは、医学部の同級会での再会はありました。今回うかがった事で、当時男女合わせて80人程いた部員が現在20名程となり、テニスの人気が落ちていることが改めてわかりました。しかしびっくりしたことは、この同級会に当時のOB先輩の方々で私達とテニスして頂いた中の2人が来られていました。1人は重政先輩、現鳥取大学学長補佐(名誉教授)でした。更にもう1人岸田先輩は、現鳥取大学副学長とのことです。何と我らが鳥取大学テニス部先輩達が、このように立派な方になられ、この同級会に足を運んで頂き、我々テニス部は立派だったんだと感激致しました。2次会まで出席し、皆と別れのあいさつをし、私は今回のもう1つの難関に挑まねばなりません。
  5月3日、朝7時鳥取市を出発し、米子大山寺に向い、宿泊予定のとやま旅館に車を置き、弁当を頂き、登山着、靴に着替え、9時前より夏山登山道ではなく、大山寺~大神山神社~元谷行者道に向いました。(写真①)この行者道は、たいへん急な坂で日常の鍛錬不足の自分、そして昨夜アルコールを11時までのんでいた者にとって30階段登っては休憩の連続で、そしてこのまま頑張れば何とか頂上まで行けるかもしれないが、歩いて下山出来ず、ましてや明日の車旅行やひょっとして帰郷後の診療が出来なくなるのではと考え、私は6合目で中止(写真②)しました。私としては、ここまでよく登ったと思います。よって私の誇れる愛妻が、私の分まで頑張り、頂上まで頑張りました。途中の6合目の多くの人の休憩する山小屋での写真③と8合目のまだ残雪のある大山(写真④)を撮ったところで、電池切れのため折角頂上より見た日本海、米子市内は、写真に撮れませんでした。
  翌5月4日は、溝口ICより米子道→岡山道→山陽道を下り、福山ICよりしまなみ海道(因島、来島→四国今治市)を通り、松山市にて休憩。松山城に上り、市内を一望した後、松山道より八幡浜市へ入り、宇和島フェリーにて別府港午後8時に着き、無事(本当に)日出に帰って来ました。
  愛妻がいてこそ、この同級会への参加も決定し、大山登山にも挑戦し、四国も渡り、このゴールデンウィークをともに過ごすことが出来ました。ロータリーの道も自分1人では出来ません。皆様の協力も必要ですが、私の妻の支えなくしては、ありえないことも再認識するものでした。

行者道   6合目あたり
写真① 行者道   写真② 6合目あたり
 
山小屋にて   8合目あたり
写真③ 山小屋にて   写真④ 8合目あたり

 幹事 小路  郁

1.本日の予定
会員卓話  小川大三郎会員
       演題 ~ホスピタリティの心~ 
       ・新米山奨学生の紹介
       ・例会終了後、理事会を開催します。

2.次週の予定
5月15日(土)  早朝職場例会 深江漁港朝市見学
5月18日(火)  例会変更 15日職場例会の為、場所日時を変更いたします。

3.お知らせ
週報 NO.1~38(直前例会)までホームページにて閲覧可能です。
週報着信
杵築RCから週報が届いています。回覧します。
大分城西RCから20周年記念式典参加のお礼状が届きました。

4.例会変更のお知らせ
5月17日(月)大分臨海RC…… 家族親睦バス旅行の為、日時・場所変更
5月19日(水)別府北RC……… 親睦家族バス旅行例会の為、日時・場所変更
5月21日(金)別府RC………… 職場例会の為、【豊泉荘】に場所変更
5月24日(月)大分1985RC… 夜間例会の為、【トキハ会館】に時間・場所変更
5月25日(火)大分RC………… 職場例会の為、【アルメイダ病院】に場所変更
5月31日(月)大分臨海RC…… 定款第6条第1節に基づき 休会




山田滋彦会員
:(W) 奄美大島にフルムーンとして旅行してまいりました。また、次週の例会は研修会のため欠席しますので。   河野一幸会員
:(S) 日出町料飲組合が10数年ぶりに活動を再開いたしました。私ごときですが、同組合長としてこれから活動をして行く事になりました。よろしくお願いします。
     
鈴木貫史会長
:(W) ゴールデンウィークを登山や車での小旅行に愛妻と無事に過ごすことが出来たことを会長の時間で報告しましたので。



カウンセラー佐藤英隆会員と米山奨学生イ・ヘジンさん   イ・ヘジンさんへ奨学金を渡すクラブ会長
カウンセラー佐藤英隆会員と米山奨学生イ・ヘジンさん   イ・ヘジンさんへ奨学金を渡すクラブ会長

ホスピタリティの心

自己紹介
  1961年鹿児島県霧島市生まれの48才
  鹿児島の大学在学中に2年ほどアメリカ カリフォルニアに留学
  帰国後親に内緒で大学を中退しアルバイトをやっていたところ、それがばれて、地元選出の代議士の事務所に入れられました。そして1985年23才でダイワロイヤルの2号店霧島のロイヤルホテルに開業メンバーとして入社し、以後全国で展開するダイワロイヤルホテルズの開業プロジェクトのメンバーとして17のホテルの開業を担当し、浜名湖ロイヤルホテルへ18年勤務後2008年10月にここ別府湾ロイヤルホテルへ赴任いたしました。支配人としては9年目であります。
  さて、当別府湾ロイヤルホテルは本年11月で20周年を迎えることとなりました。これも偏に地元をはじめ多くの皆様に支えていただいた賜物と感謝しております。
本題に入りますが・・
  「ホテル」の語源はラテン語のhospes(旅人)であるといわれています。その旅人を手厚くもてなすというのがhospitality、同じ手厚くあつかうのでも対象が旅人ではなく病人である場合はhospitalとなります。日本で最初のホテルは1860年に横浜に開業しました。以後1890年には有名な「帝国ホテル」が日本における社交場として、国の融資も受け開業しました。
  ホテルは当然宿泊する施設でありますが。特に地元では結婚式の会場としての認識も高くありますので、結婚式についてお話したいと思います。当ホテルも開業以来3,500組くらいのカップルが挙式を挙げられました。一時は県下1番の組数を誇っていましたが、近年は、ハウスウェディングなどの専門式場多く建ち、押されているのが現況です。全国では一時期に比べ、ホテルウェディングが復活してきましたが、大分県はまだまだホテルより専門式場の需要が多い県であります。
  そこで、本物のホテルウェディング良さをどのようにお客様に伝えるかがポイントとなります。一番基本になるのはホテルの語源でもある「ホスピタリティ」の精神が差別化となります。満足だけではなく、感動していただくことが真のホスピタリティであるし、結婚式という人生の一大イベントを創り上げ、本人と喜びを分かち合う。本人と同じ気持、もしくは本人以上の気持を込める。そして専門式場のように結婚式が終わってさよならなんてしたくありません、結婚式から生涯のおつきあいをはじめて行けるのがホテルブライダルの良さだと思います。
  昨今、安い商品でなければ売れず高級な商売は淘汰させているように見えます。しかし、「安かろう悪かろう」ではお客さまは二度と戻ってこられません。ユニクロ、マクドナルドなどに代表されるように、気持ちの良いサービスと清潔な心地よい空間を作り上げ、お客様の口コミにより評判が広まりそしてリピートしていく良いスパイラルを作り上げているのです。
  我々の業界は、お客様満足と経費原価のバランスが一番難しいとされています。しかし、それを見事に調和させているのが勝ち組の施設です。その根源がホスピタリティの精神であり、それを具体化しているのが「笑顔」であり心をこめたおもてなしなのです。見えるもの(製品)と見えないもの(サービス)を組み合わせて顧客の為に商品を提供するのが、これからのビジネスモデルとなりうるでしょう。
  ホテルはかしこまって、型苦しいとか、ここは田舎だから・・・という声を良く聞きます。ホテルの敷居が高いのは田舎だけでなく東京でも同じです。当然ホテルも敷居を低くし、だれでも使いやすくする必要はあります。しかし、ホテルという空間に期待し、心地よい緊張感を楽しみに来られているお客様も多くいらっしゃいます。その期待も裏切らず品格をもちながら地域社会に溶け込み、地域の新しい文化の発祥の基地となることが使命と考えます。
  ホスピタリティの心はロータリーと同じ「奉仕の心」と「わかちあいの心」です。お客様の喜びを自分のよろこびとして、「お客様の為に何かしてあげたい」を具体的行動にうつせるよう努力していきたいと思います。

以上


例会風景画像

例会風景1   例会風景2