中学校の時にただ親の仕事に少しでも役に立ちたいとの思いから始まった日本語の勉強ですが、私はついに2006年立命館アジア太平洋大学がある日本に留学を決めることになりました。
最初日本に来た時、私は18年間韓国しか知らなかった自分の視野を広げなければならないとの負担と怖い気持ちがもっと多かったです。どうやって異文化の友達を作ればいいか、この国で本当に生きていけるか、などと怖がっていました。
親はいつも日本人の謙虚な心や勤勉さ、また親切さを尊敬していました。そして、ぜひ私にもその心を習ってほしいと言っていましたが、最初はそんなの同じ人間だしあるわけがないと思いました。
しかし、4年がたった今、私は数えることもできないほど多くの日本人の方々
- ★自分より大切に思う愛子という友達
- ★1年の時からずっとホームママでいて、私が悩んでる時やホームシークになったときに一緒にいてくれたかた
- ★就職活動の時に全力でサポートしてくれた学校の方々
- ★後、私を奨学生として信じて選んでくれたロ―タリーなど
に出会え、お世話になったと思います。そして自分の成長とともに、最後には日本の社会に絶対貢献していきたいなとの強い思いができるようにもなりました。
まだ4年しか、日本を知る機会がなかったですが、これからの何十年も日本という国で、いろいろな人と出会いながら楽しく過ごしたいと思います。
(ご本人の言葉を原文のまま掲載します。)
米山奨学生 李 譓鎭 (イ ヘジン、Lee Hye Jin)のプロフィール
- 韓国釜山市出身、1987年3月20日生まれ
- 韓国釜山女子商業高校(マネジメント科)卒業
- 立命館アジア太平洋大学4年(アジア太平洋マネジメント学部)
- 家族構成:両親、2人の弟
- 趣味・特技:アメリカドラマの観賞、筋力トレーニング
あとがき
会員より、韓流スター(ペ・ヨンジュンなど)の母国での現状、何故サッカー、ゴルフなどスポーツに強いのか、日本の竹島問題について、韓国と北朝鮮の現況、また特技の筋力トレーニングで約10Kgの減量に成功したことなどの質問に丁寧に答えて下さりました。これから約1年、私達会員と沢山の行事や奉仕を一緒に勉強して参りましょう。米山奨学生という制度の理解もして頂き、この面でも日韓の友好に繋げましょう。