皆さんこんばんは、皆さんプリザーブドフラワーを、ご存知ですか?生の花ではなく、造花でもない新しい技法により、一生色も変わらないドライフラワーです。約20年まえにヨーロッパの、大学で開発された物です。一本単価は、すごく高くなりますが、今ブームになりつつあります。今では日本でも生産されていて、金額のほうも手ごろな価格になりつつあります。種類もだんだん増えており、いろんな用途で使われています。
たとえば5月にある母の日、など今までカーネーションが主流でしたがカーネーション以外のもので何かないですかなど、お客様がこだわりを持つ様になりました。「このプリザーブドは」、と勧めると結構喜んでいただけます。皆さん方もよければ使ってみてはいかがですか、いい思い出づくりが、できるのではないでしょうか。
プリザーブドフラワーについて、インターネットより検索致しましたのでその説明を紹介します。
「プリザーブドフラワーとは?」 |
「ブリザードフラワー」や「ブリザーブドフラワー」と呼ばれていることもあるようですが、正式には、「プリザーブドフラワー」です。
プリザーブドフラワーの語源は、プリザーブ(preserve)「保存する」という意味の英語からきており、生花にオーガニック系の染料を吸わせ、特殊な加工を施すことでナチュラルな姿や風合い、鮮やかな花色を長期間にわたって保つ加工花のことです。欧米諸国を中心に発展した新しい技術ですが、瞬く間に多くのお花好きを魅了し、アレンジメントの可能性を広げた花材として注目を集めています。 |
「プリザーブドフラワーの誕生」 |
プリザーブドフラワーを生み出したのはフランスのヴェルモント社。ヴェルモント社は、ベルギーのブリュッセル大学とドイツのベルリン大学との10年間にわたる共同研究の末、1987年に世界初のプリザーブドフラワーを発表。1991年には「長寿命の切花製法」として世界特許認定を取得しました。「枯れることがない」という画期性と、豊富なカラーバリエーションがアレンジメントの可能性を拡げたことから、クリスチャン・トルチュ氏やケネス・ターナー氏などのヨーロッパの著名なフラワーアーティストが相次いで作品に取り入れ、あっというまにヨーロッパ全土に広まりました。日本の花業界でも話題を呼び、メモリアルギフトやディスプレイフラワーとして人気を博しています。 |
「プリザーブドフラワーメーカーの特徴」 |
プリザーブドフラワーの大きな市場は主にヨーロッパ。世界的に有名なプリザーブドフラワーのメーカーと、その特徴をご紹介します。 |
・ヴェルモント社(Vermont) |
プリザーブドフラワーを世に送り出したトレンドリーダーとして、常に新しいアイデアを追及し続けているヴェルモント社。ヴェルモント社のプリザーブドフラワーは、顔料を含んだ染色を施しているため色落ちが少なく、シックなカラーを生み出せるという特徴があります。また、がくを取り除くことで花首を強化し、こわれにくくする工夫がなされています。 |
・フロールエヴァー社(florever) |
軽やかな色彩と、美しい花のフォルムに人気のあるフロールエヴァー社のフレッシュルックフラワー。世界有数の花の生産地コロンビアで厳選された花材を使用し、フォロールエヴァー社独自の技術を用いて加工。淡くエレガントな色彩と、生花さながらの風合いを長く保つ高品質なプリザーブドフラワーを生みだしています。 |
・ヴェルディッシモ社(VERDISSIMO) |
200種類以上の商品ラインナップをもち、世界一の供給量を誇るヴェルディッシモ社。ヴェルディッシモ社にはどんな花色でも生み出せる独自のブリーチ技術があり、パステルカラーをはじめとする明るめのカラーバリエーションに人気があります。世界各国から選りすぐった素材を加工したグリーンも発表し、アレンジメントの幅を広げています。 |
日本においても、独自のプリザーブドフラワーの製造・販売を手がけるメーカーが出現しています。プリザーブドフラワーを作る技術が進歩すれば、取り扱うお花の種類も、色も、いっそう豊富になることでしょう。 |
プリザーブドフラワーとドライフラワー。どちらも生花を加工して作りますが、特性はまったく異なります。ドライフラワーは自然の風合いを楽しめる花ですが、残念ながら色あせや経年劣化は避けられません。「どうしてプリザーブドフラワーの花色とみずみずしさは保たれるの?」そのヒミツは、独自の製造方法にありました。 |
「どうやって作るの?」 |
ドライフラワーは、花や草木を乾燥させて作ります。自然乾燥させたものと、乾燥剤などを使用して乾燥させたものがあります。生花ではないので長持ちはしますが、プリザーブドフラワーと比較すると劣化が早く、飾っていると次第に色あせてきます。
プリザーブドフラワーは、生花の脱水・染料への浸漬・排水・乾燥の4工程で作られます。花が見ごろを迎えた時期に摘みとって樹液を抜き、オーガニック系の染料に浸して染色します。その後排水し、乾燥すれば完成です。プリザーブドフラワーの特徴は、この複雑な工程によって作られる鮮やかな花色と自然な風合い。カラーバリエーションが豊かで、色あせることもありません。また、ドライフラワーと同様に生花から作られるので花姿もナチュラル。グリセリン成分を使用しているため花弁のやわらかさも保てるのです。 |
「上手な保存方法は?」 |
プリザーブドフラワーは長持ちする花ですが、上手に保存することによって寿命をさらに延ばすことができます。知っておきたいプリザーブドフラワーの保存方法をご紹介します。 |
・取り扱いはやさしく |
プリザーブドフラワーは加工花ですが非常にやわらかく、デリケートです。高価な花を傷めないように気をつけて取り扱いましょう。持ち運ぶ際には、決して落としたりぶつけたりしないように。プリザーブドフラワーのアレンジを作るときもやさしく手にとってくださいね。 |
・湿気に気をつけて |
「生花と間違えて水をあげてしまった」という話もよく耳にしますが、プリザーブドフラワーに水遣りの必要はなく、むしろ湿気を与えるのは禁物。カビが発生する原因になってしまいます。香りがない花だからと香水などを吹き付けるのもやめましょう。変色や劣化を引き起こしてしまいます。屋内の湿度の低い場所に置くのが長持ちさせるコツです。 |
・直射日光を避ける |
直射日光や強いライトが当たると花びらが褪色し、劣化を早めてしまう原因になります。いつまでも美しい花色を楽しむために、窓際などは避けて飾りましょう。 |
「いつまでも楽しめるプリザーブドフラワー」 |
プリザーブドフラワーは、いつまでも咲き続ける魔法の花。万が一アレンジメントが壊れてしまっても、残された花で楽しむことができます。きれいな花が一輪でも残っていて、上手に抜き取ることができたらオリジナルのコサージュを作ってみてはいかがでしょう。プリザーブドフラワーの美しい花色とお洋服のコーディネートも楽しいですよ。花びらを破いてしまったら、残った花びらを好みの形にカットして押し花をつくることもできます。ぜひお試しを。 |