第1242回例会  平成22年4月13日(火) 例会記録  No.36
日出ロータリークラブ週報


四つのテスト
■出席報告 荒金則之委員長
会員総数 15名 ゲスト 0名
会員出席数 12名 ビジター 0名
会員出席率 80% 出席者数 12名
前々回出席率 (3/30)73.3% 修正出席率

(3/30) 80%

100%連続回数 0回 100%通算回数 364回
出席免除会員 山田滋彦
●メイクアップ
事前  
事後  
●欠    席 児玉重信、小川大三郎、遠藤克尚

19時00分
我等の生業
 

会長の時間 会長 鈴木 貫史

  皆様今晩は。前回の別府東・三重・日出3クラブ合同例会は大変お疲れ様でした。御協力ありがとうございました。
  他クラブの皆様と親睦がはかれる、友好をはかれる、お互いのことを理解しあえる、また意外な面を知る事が出来る等々、ロータリーの会員であり続けることの特典、恩恵があります。それ以上に皆様それぞれが、より友好な関係になれるか、出来るかどうかは、ロータリアンというだけではなく皆様自体の力量・努力にもよります。それぞれの目的も時には必要となる事もあるでしょう。しかし、それに対しても真のロータリアンとしての精神を理解すべきであるのは当然です。皆様共々、一歩一歩、前進してまいりましょう。
  秋吉副会長は前回出席出来ませんでした。御母堂の葬儀があり、大変でありました。さぞやお疲れだったと思います。秋吉副会長より、ロータリークラブ会長として弔事を賜わりたいと依頼されました。私は4月6日の合同例会の準備で気持ちが一杯でしたが、御母上とは10年以上の患者として、またディケアの利用者としての責任もあり、ロータリークラブ会長として私は、初めての弔事をさせて頂きました。御母上の霊前で秋吉副会長と私はロータリーの道を邁進すると約束致しました。依って本日はお見えの秋吉副会長は、どんなことがあっても御母上や私共に対しても次年度も、より全力で、全身で、指導して頂かねばならないわけであります。どうぞ、よろしく御願致します。
  さて、今年度も本日を入れて残り11回です。《実質10回程ですが》、本日の理事会にてまだ未定のところがありましたので最終的な決定を頂きたいと思います。また、皆様に御報告致しますが、5月25日(火)の例会日に杉谷パストガバナーがこの日出クラブを訪問して下さることとなりました。大変ありがたい事と思います。ぜひ、会員及び会員家族でお迎え致しましょう。
  井上ひさしさんが9日肺癌で亡くなっております。この2、3日テレビで報道されました。日本ペンクラブ会長、日本劇作家協会長などを歴任し、文化功労者、芸術院会員でもありました。放送劇・小説・戯曲・エッセーなど多面的に活動され、また、「九条の会」という反戦への魂を最後まで持ちつづけた方でもありました。私達が小学生のころ、夢中でみた「ひょっこりひょうたん島」は初期の作品でありました。
  『むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでもゆかいに』
  井上ひさしさんの演劇の理として語った言葉があります。私もこのように表現し、語ることが出来ればと感じた次第です。


 幹事 小路  郁

1.本日の予定
会員卓話  佐藤英隆会員
        演題 ~これからの薬教育について~
例会終了後、理事会を開催します。

2.次週の予定
4月20日(火) 会員卓話 荒金則之会員

3.お知らせ
週報 NO.1~35(直前例会)までホームページにて閲覧可能です。
週報着信
  杵築、くにさき、竹田RCから届きました。回覧します。
カバナー月信 Vol.10 配布
地区大会記録誌が届きました。回覧します。
日出RCクラブバナー50枚の製作が完了し、届きました。

4.例会変更のお知らせ
4月14日(水)湯布院RC…… お花見例会の為、時間・場所変更
4月14日(水)くにさきRC… 彼岸花植付けの為、日・時間・場所変更
4月14日(水)大分中央RC… お花見例会の為、時間・場所変更
4月15日(木)杵築RC……… 赤十字献血活動の為、場所変更
4月15日(木)大分東RC…… 職場例会の為、場所変更
4月21日(水)湯布院RC…… 大分城西記念式典出席の為、日・時間・場所変更
4月27日(火)別府中央RC… 第1000回例会の為、時間・場所変更
4月28日(水)別府北RC…… 定款第6条第1節に基づき、休会
4月28日(水)大分城西RC… 創立20周年記念式典の為、日・時間・場所変更
4月28日(水)中津RC……… 定款第6条第1節に基づき、休会
4月30日(金)別府RC……… 定款第6条第1節に基づき、休会

ニコボックス

山田滋彦会員
:(2口) 4月8日に日出藩19代木下貴俊候より接待を頂きカレイのコースを御馳走になりました 。   佐藤洋六会員
:(2口) 3月30日の例会欠席 申し訳ございませんでした。
     
秋吉尚康副会長

:(5口) 先日は、母の葬儀にはお忙しい中ご参列して頂きまして有難う御座いました。母は九十七歳の大往生でした。未だに家に帰ると母の元気な声が聞えて来そうな毎日ですが、これからは皆様方の元気な姿を見ながら頑張っていきたいので宜しくお願い致します。
会員卓話

佐藤英隆委員
  本日は、薬の教育のお話を取り上げました。
  薬教育とは?そして今なぜこのような薬の教育が必要なのか・・ということなのですが、その前に昨年より まだ皆様の記憶には、新しいと思いもいますが、このお話から・・
  ノリピーこと酒井法子や押尾学ら芸能人が薬物事件で相次ぎ逮捕される中、警察庁がまとめた昨年半期の薬物情勢によると、全国の警察が押収した覚醒剤の量は、約260キロと、前年同期に比べ約6倍の大幅増となったことが分かりました。「芸能界関係者は薬物事犯を一掃するよう、再発防止に真剣に取り組んでもらいたい」。と警察が発表しましたが、ロックバンドの中村耕一も覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反で起訴されています。芸能界だけではありません。高校生や中学生にもこの薬物汚染が広がっています。
  神戸市の中学3年の女子生徒が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されました。昨年12月から今年1月にかけ、市内の別の中学生らが大麻を隠し持っていたとして相次いで逮捕・補導されたため、同校では薬物乱用についての教職員研修を実施。2月には予防のための講習を開くなど対策を取っていたが残念な結果になりました。生徒だけではありません。奈良県でも、自宅で大麻を所持していたとして、高校の教頭を大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕した。教頭の自宅も家宅捜索したところ、1階の自室クローゼット内にあったリュックサックから、ビニール袋に入った乾燥大麻と金属製キセルが見つかった。容疑者は「大麻は私のもので、自分で吸うために持っていた。3、4年前から吸い始めた」と、容疑を認めているという。
  このように、薬物が人を変え社会を混乱させている現実があります。薬物を手に入れるために起こす恐喝や窃盗などの事件、乱用した薬物作用に基づく凶悪な犯罪を起こし、薬物は、暴力団の資金源となり、健全な社会を破壊します。家庭においては、けんかを起こしやすくなり、友人、知人から離れ、孤立などがおこってきます。ちなみに薬物は別の呼び名(隠語)で呼ばれている場合があります。
  ●覚せい剤(スピード、エス、シャブ)●大麻(チョコ、ハッパ、ハッシシュ)
  ●シンナー(アンパン、ジュントロ) ●MDMA(エクスタシー、エックス、バツ)
  このように薬の怖さを知っていれば安易に手をだすことは、ないと思います。まさにくすり教育の必要性を感じます。薬物乱用の話は、また別の機会に話したいと思いもいます。

  次に数年前よりメタボリックシンドロームという言葉をよく耳にします。以下の図のように・・
メタボリックシンドロームの説明図

  該当する人は、病院に行きなさい 自分で管理しなさい。医療費は、下がるだろうと思ったが、医薬経済社が調査した結果は、糖尿病など生活習慣病など減っていません。延長上には、人工透析も増えてくるでしょう。入院や外来においてもくすりの説明をしても理解できずにコンプライアンスの低下をまねいています。
   もうくすり教育も、もう子供の頃より教えたほうがよいのでは、ないか。三つ子の魂百まで 小学生くらいで教えていたら、大きくなっても病院でお世話になったときに薬の飲み方を覚えているのでは、ないかということで、われわれ薬剤師が小学校や中学校に出向いて子供相手にお話をしなきゃいけないというご時世やってきました。東京の小学校では、必死になって養護の先生達が薬の勉強をしています。小学生の薬の教育はなにかというと、命の教育です。と同時に薬の教育は科学の教育でもあります。くすりの形や飲み方、くすりが効くまでの道のりなどです。子供は、理屈がわからないとやる気をおこしてくれません。理屈がわかると子供は、しっかり受け入れてくれます。
  今回、中学校の「保健・体育」の項に、くすりの正しい使用教育が盛り込まれることになりました。これは、生涯を通じて健康の自己管理能力や改善能力を育てることを目標にした教育の一環で、中学校では、今後平成23年までを周知・移行措置期間とし、24年に全面施行となります。この項は、学校の判断で先行実施できることになってます。最後になりましたが、薬に携わる特に、学校薬剤師としては、その責任の重さを感じているこの事をお伝えして 本日の卓話を終わりにしたいと思います。
 

例会風景1   例会風景2