日出ロータリークラブ 第2720地区
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8月23日(火) 本田光曠ガバナー公式訪問例会 (閉じる)

本田光曠ガバナーアドレス「心機一転」

 先ずは、3月11日発生しました東日本大震災・津波とそれに伴う原燃事故に際し、被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げますと共に、私どもも同じ気持ちで強力に支援し、一日も早い復興をお祈り致しております。
 さて、本年度の国際協議会において、RI研修リーダーから「ロータリーは20年後どうなっていると思われますか?」と問われました。「20年後にはもうこの世にはいないから、分かりません!」とジョークの答えが返って来ました。「もうなくなっているのでは・・・」という悲観的な言葉さえもささやかれました。
 しかし、皆さんも同じ思いだと思いますが、20年後にロータリーが消滅することはないでしょう。それは、ロータリーには「奉仕の理想」があるからです。
 しかし、世界中で変革が起こり、この変革の波は、今まさに日本にも容赦なく押し寄せ、大きく揺れる社会の変化と共に、ロータリーを取り巻く環境も厳しい転機にあります。ロータリーと家族、ロータリーと地域、ロータリーと職業など、自分自身を取り巻く日々の環境変化に対応しなければなりません。しかし、私はこの厳しい時機を明るい未来への過渡期と捉え、事態打開の努力を続けていけば、必ず晴れ間が見えてくると確信しています。
 その為には、正しいロータリー情報の普及が求められており、今までのやり方、方法を新しい時代とともに見直していかなければなりません。そこには、変える勇気と変えない勇気が必要です。
 今年度のカルヤン・バネルジー会長は「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」と新年度のテーマを発表されました。そして、その強調事項として、『家族・継続・変化』を挙げておられます。ロータリーは、それぞれの地域で生まれ、育ち、家族と共に地域の人と人との絆によって成立しています。その絆が正しく確実なものになれば、健康で住みやすい地域づくりの目的を果たすことができるのです。ロータリーの原点は職業奉仕にあり、職業奉仕の原点は家族です。"奉仕の心"を育む源です。そして、人と人との出会いがなければ、自分の世界は広がりませんし、進展も繁栄もありません。ロータリーは選ばれた大人の集団ですから、自分の役割を知って、社会に貢献し、人々に喜びと勇気と希望を与え続けていかなければなりません。
 その為には「入りて学び 出でて奉仕せよ」の精神を持った多くのロータリアンと出会い、親睦を深め、共に学び、友情を育み、お互いが協力し合うことが大事です。
 マザーテレサの言葉に「愛の反対は何かと問われた時、皆は憎しみと思うかもしれないが、実は愛の反対は無関心なのです」と、語られています。先ずは家族、周囲をハッピーにしてあげること。身近な人を救ってあげること。この心が大事なのです。私たちロータリアンは、お互いの役に立つために、縦糸の縁と横糸の信頼で結ばれています。そうです、博愛の心で結ばれているのです。この心を広げていくことが自分の心を見つめ人生を謳歌させることになるのです。改善できること、変えるべきこと、始めるべきことは何かを見定めて自分自身を変化させましょう。
 今年度地区で掲げるスローガン『心機一転』は、此度の東日本大地震災害復興への支援を最優先事項とし、強化体制の為の元気な地区とクラブ作りをするために、3か年の長期計画を作成し、クラブ強化のサポート・CLP(クラブ・リーダーシップ・プラン)導入の検討、新世代育成とロータリー家族の充実、公共イメージと認知度の向上・クラブの柔軟性と会員の多様性を増進することをお願いしていきたいと思います。皆さんにはクラブの現状と課題について、長期的ビジョンを描き目標を定め、継続的に一貫性を保つため、数の問題ではなく「質の強化、組織の強化、リーダーシップをもった人材の養成」を75クラブで実施してもらいたいと思います。ロータリーは永遠に不滅です。10年後20年後30年後も活力あふれるクラブであることを期待しています。
 「穴(奉仕)は深く掘れ、直径(人の輪・交流の輪)は自ずから広がる」の精神で邁進していきましょう。皆さまからのご指導ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

上野 公則 会員

 ロータリー歴22年にもなりますが、久しぶりに感銘を受けました。
 ロータリーのすばらしさを再認識させられる本田ガバナーのアドレスでした。10年程前にもなるでしょうか?「ロータリーは親睦が一番」と言ったガバ ナーがいましたが、あれからどうも、ロータリーがおかしくなったような気がします。地元の班の会議と誤解するようなこともありました。また、メリハリが無 くなったように思います。ロータリークラブの良さが失われたように感じていました。
 学ぶことの大切さ、楽しさを久しぶりに教えていただき、今まで胸につかえていたものが、いっぺんにすっとんだように思います。地域での在り方、人格を高める意味、まだまだたくさんやることがあります。
 会員も少なくなり、ピンチだからこそ見えてきたチャンスかもしれません。山田会長・鈴木幹事を中心に、日出ロータリークラブを発展させましょう。

 

佐藤 英隆 会員

 本田光曠ガバナーより世界のロータリアン数の多い国は、アメリカ、インド、そして日本となっているが世界のロータリアンの人数はピーク時2002年の124万人対して現在わずか1万5千人の減少であるのに対して、日本の減少数は4万人に上っている現実。これでは日本のロータリーの崩壊危機も感じられ、20年後のロータリーについては「20年後にはこの世にいないので」なんてジョークが出たともお聞きしています。
 このような状況下、本田光曠ガバナーは地区のスローガンとして「心機一転」を掲げ震災復興を最優先として、長期計画を作成し目標に向かって、今一度ロータリーの原点を見つめ、変えるべきところは変える勇気も必要ではないか、と述べられました。
 また本田ガバナーは、神道であり伊勢神宮の20年毎の大祭、神宮式年遷宮の意味なども説明して頂きました。8月号月信に「今月の言霊(ことだま)」を掲載されています。こちらの方も楽しみに読ませて頂き、広報委員長として会員や地域の方々にも広く内容を発信してRCの存在をアピールしていきたいと思います。まだまだ沢山の事(ロータリーのハード面やソフト面またリーダシップ委員会、ライオンズとの違いなど)がありますが、紙面の都合上これにて終わります。
 本田光博ガバナーにおかれましては、これからの公式訪問が無事終了する事をお祈りして御報告とさせていただきます。

 

鈴木 貫史 会員

 今回本田ガバナーより会長・幹事懇談会の席において、また、公式訪問例会でのアドレスにて更に例会後の懇談会の席でと三回に渡りガバナーの指導を頂きました。
 1)国際ロータリーの現状と今後の潮流、2)ロータリーの原点“奉仕の心”を育む源は家族です。3)そして奉仕の理想(哲学)を学ぶとともにロータリアン自身の人間形成の場となるようなロータリーにせよ。このことは今年度RI会長カルヤン・バネルジー会長の「こころの中を見つめよう、博愛を広げるために」のテーマの意味するものと同意であります。
 本田ガバナーは『心機一転』のスローガンのもと「入りて学び、出でて奉仕せよ」の精神を広げ“クラブの強化”に努めて下さい。皆さんのクラブの現状と課題を把握し、長期計画を定め、数の問題ではなく「質の強化、組織の強化、リーダーシップをもつ人材の育成」を実践して頂きたい。
  私はクラブ幹事として友愛精神のもと更なるクラブ奉仕に努め、クラブの質の強化、組織の強化を図らねばならないと強く実感するものであり、本田ガバナーの指導に感銘を受けました。

 

吉弘 秀二 会員

 ガバナーアドレスの内容は今までないロータリーのあり方など大変勉強になりました。1時間という時間があっという間に経ちました。ロータリーに対しての考え方・とらえ方が変わってきました。ロータリー精神"奉仕の理想"を学ぶことの大切さ。"クラブの強化"。"ロータリークラブとライオンズクラブ"の考え方の違い等を改めて知ることができました。何事もメモをとることが必要かと思いました。

別室でのガバナーとの
会長・副会長・幹事懇談会
 

 


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