『式典　次第』

実行委員長挨拶　実行委員長　鈴木貫史

　　本日の日出クラブ創立４０周年式典に、ご多忙の中、本田博文日出町長をはじめ町内のご来賓の皆様、国際ロータリー第２７２０地区膳所和彦ガバナーをはじめ、ロータリーの御来賓の皆様、熊本、大分両県のロータリアンの皆様にご臨席を賜り、会員一同心より厚くお礼を申し上げます。
　　実行委員会として、本日の式典、祝賀会に際し２つを決定し準備してきました。1つは、「帆足萬里」の記念講演を平井義人様にお願いを致しました。
　　広瀬勝貞前大分県知事によるホーバークラフトの再開就航は本年の秋と伺っております。豊後三賢人の名を冠した三浦梅園のBaien号、帆足萬里のBanri号、廣瀬淡窓のTanso号の三艇であります。
　　前回、瀧廉太郎の祖先（瀧家）について講演頂き、今回は日出町の先哲であります帆足萬里について御教授頂くこととなりました。平井先生、後程、宜しくお願い致します。
　　新型コロナ感染症は、中国武漢で２０１９年１１月より発生したのでCOVID19と申していますが、日本では２０２０年プリンセスダイヤモンド号横浜入港より感染流行が始まりました。
　　日本国内では昼夜問わず多人数の会合、飲食会がすべて禁止となる状況でロータリー活動、例会も出来ない状態となり、私共のクラブ会員が『例会をしないなら止める』『何とか例会を続ける事は出来ないのか？』と主張した会員がいました。それが現クラブ会長の加賀山茂です。会員とインターネットを結び、Zoom例会、ハイブリッド例会を模索し例会をつづけました。例会会場であったホテルはすでに休館し３人以上の密は避け、感染対策を行い休業しているレストランの部屋を借りたり、幹事宅より発信するなど工夫し開催致しました。少人数のクラブだからフットワーク良く他クラブより多く例会できたと自負しております。
　　　　2019-2020年度 瀧ガバナー年度３２回、2020-2021年度 硯川年度３５回の実施
　　　　この時、大分第３グループIM（Intercity Meeting）を各クラブ繋いでハイブリッド形式にして
　　　　実施致しました。
　　　　2021-2022　大森ガバナー年度　４１回の例会の実施
　　　　2022-2023　堀川ガバナー年度　３９回の例会の実施
　　　　2023-2024　膳所ガバナー年度　現在まで３９回の例会を実施
　　昨年４月よりは新型コロナ感染症は２類より届出の必要ない５類へ移行しましたが、昨年はまだまだ集団感染が発生していました。
　　４年間の苦しみから解き放たれた喜びを皆様と共有し、皆様方へのおもてなしとして今回、辻井季生 京都北RC OB会員より京都朱雀RC会員である佐藤夢夏 京都先斗町初の屋おかみ代行を紹介され本日、祝舞の運びとなったことが2番目の決定事項でした。
　　何かと不行き届きの点も多々あろうかと存じますが、ロータリーの友情に免じてご寛容下さいますようお願いします。
　　本日は式典、講演、祝賀会と長時間に亘りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
　　以上をもって実行委員長の挨拶とさせて頂きます。

日出RC会長挨拶　加賀山茂

　皆様，こんにちは。
　日出ロータリークラブ創立40周年記念式典を開催するに際しまして，日出ロータリークラブの会員を代表して，開会の挨拶を述べさせていただきます。
　本日は，ご多忙の中，日出町町長本田博文様，国際ロータリー2720地区ガバナー膳所和彦様，元ガバナーの皆様方，大分第三グループの会長・会員の皆様，さらに，町外，県外から参加していただいた皆様に対して，このような盛大な周年式典を開催できたことに会員一同心からお礼申し上げます。
　当クラブは別府東ロータリークラブを親クラブとして，現在も現役会員として活躍している山田滋彦チャーターメンバーを中心に1984年に，会員22名で設立されました。
　当クラブは，創立以来，親睦を基礎とし，様々な奉仕活動を行ってまいりました。特に，当クラブは，次世代を担う青少年奉仕活動に力を入れております。（以下の灰色部分は，実行委員長に述べていただき，省略することも可能）
　まず，（1）日出ロータリークラブ旗争奪少年野球大会は，本年で38回を数え，この少年野球大会に参加した当時の少年が，現在の当クラブに河野会員として所属しており，奉仕活動を継続することの意義を実感しております。
　次に，（2）当クラブは，日出町の小・中学校と連携し，元気に挨拶したり，他人に親切にしたり，困難なことにチャレンジしたりという「善行」を行った児童・生徒を褒章するという活動も継続しております。さらに3年前からは，地域の小学校の協力を得て，藤原，豊岡の各小学校で情操教育の一環として，当クラブの臼杵会員が花育（フラワーアレンジメントの実習授業）を行っております。卒業式に合わせてお母さんにブーケをプレゼントしたり，アレンジした花を家に飾ったりするなどして，保護者の方々からも好評をはくしております。
　さらに，(3)当クラブの青少年奉仕活動の特色として，昨年度から開始した子ども食堂の運営を挙げることができます。子ども食堂に資金や食材を寄付しているクラブは多いのですが，会員，家族会員，地域のボランティア団体と協力して，子ども食堂を独自に開催しているクラブは多くありません。当クラブの石和会員が中心となって，昨年の3月に川崎公民館で実施して以来，昨年の10月には豊岡公民館で，今年の3月には，日出中央公民館で開催し，いずれも，保護者を含めて100名以上の参加者とともに，楽しい時間を過ごすことができております。
　これからも，私たちは，親睦を奉仕の機会とし，次世代を担う青少年に対する奉仕を中心に，さらには，イエナプランを参考にして初等教育の教員に対する奉仕活動へと拡大して実践してまいりますので，皆様の変わらぬご指導とご支援をお願いする次第であります。
　最後に，本日，ご臨席いただきました皆様のご多幸とロータリークラブの益々の発展を祈念いたしまして，私の挨拶とさせていただきます。本日は，誠にありがとうございました。

日出町長　本田博文様	RI第2720地区ガバナー　膳所和彦様
日出町歴史資料館・帆足萬里記念館長 平井義人様	馬場子供神楽