事務局 〒879-1506 大分県速見郡日出町3904-6 | |||
医療法人 久寿会 鈴木病院 | |||
TEL : 0977-73-2131 FAX : 0977-73-2132 | |||
mail : jimu@suzuki-hp.or.jp | |||
会長 | 加 賀 山 茂 | ||
副会長 | 佐 藤 雪 | ||
幹事 | 鈴 木 貫 史 | ||
副幹事 | 臼 杵 德 二 | ||
公共イメージ委員長 | 奥 村 元 一 |
例会日 | 火曜日 | 19:00 | |
会 場 | 日出町 | ホテル&リゾーツ別府湾(例会場) |
■出席報告 | 吉弘秀二会員 | ||
会員総数 | 16名 | ゲスト | 0名 |
会員出席数 | 11名 (例会場10名 Zoom0名) | ビジター | 0名 |
会員出席率 | 73.3%(11/15) | 出席者数 | 11名 |
前々回出席率 | (10月14日) 60.0%(9/15) |
修正出席率 | (10月14日) 60.0%(9/15) |
100%連続回数 | 0回 | 100%通算回数 | 392回 |
出席免除会員 | 山田滋彦会員 |
● メイクアップ | |
事前 | |
事後 | |
● Zoom出席 | |
● 欠 席 | 阿部真二会員、本多和夫会員 河野健二会員、奥村元一会員 山田滋彦会員 |
点鍾 | 19:00 |
ロータリーソング | 手に手つないで |
ゲスト | |
ビジター |
日出RC会長 加賀山茂
国際平和に向けて・その1
1.コロナ禍に代わって世界中に戦禍が拡大
コロナ禍の先行きがまだ不透明の頃2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻(ウクライナ戦争)は,激化の一途をたどっており収束の見通しは立っていません。そしてコロナ禍が収まりかけたと思ったら,2023年8月24日に始まった福島原発事故の汚染水・アルプス処理水の放出を理由として,9月24日,中国は,日本の海産物の輸入を禁止するという経済威圧(経済戦争)を開始しました。さらには,コロナ禍が収まった2023年10月7日,ガザ地区を実効支配しているハマスとイスラエルとの軍事衝突が始まるというように,今や,コロナ禍に代わって,世界中に戦禍が及んでいます。
2.日本のRCが世界平和に貢献するための重大な障害
ロータリーの目的は,①親睦,②高潔,③奉仕,そして,④国際平和です。世界で初めて原爆被害を受け,平和憲法を掲げる日本のロータリアンこそが,世界平和の実現のために大きな貢献をすべきだと思います。
しかし,現在のところでは,実は,私たち日本人にはその資格が危ういのです。なぜなら,日本は,日本国憲法が掲げる平和主義,個人の尊厳に反する「死刑制度」を残しているからです。死刑制度を残している国は,世界では,今や少数ですし,死刑制度を残している国はそもそもEUへの参加資格がありません(図を参照)。なぜなら,死刑制度は,国際人権規約,「死刑に直面している者の権利の保護の保障に関する決議」(1984年国連経済社会理事会決議)などに違反しているからです。
3.死刑制度を肯定する心に潜む「戦争肯定」の考え方
死刑制度の起源は,「目には目を,歯には歯を」というハムラビ法典の「同害報復」という考え方に基づいています。すなわち,死刑制度は,「死には死を」という考え方の実践なのです。もっと卑近な例で言えば,「やられたらやり返す」という報復主義です。
日本では,「死刑制度を廃止したら殺人が増える(死刑廃止国でも殺人は増加しておらず,統計的には否定された考え方)」とか,「遺族の思いを思えば死刑は廃止できない」とかの理由で,「死には死(極刑)を」という遺族の考え方が日本国憲法以上に尊重されています。しかし,この考え方こそが,戦争を肯定する最も危険な思想であり,日本人の多くの人々がこの考え方を是認している限り,世界の多数の死刑廃止国,特に,EUの人々は,日本人は,戦争をやめさせるための思想を有していないと考えています。
4.日本のロータリアンに必要なこと
それでは,日本のロータリアンは,この問題をどのように解決すべきなのでしょうか。
既定の時間が来ましたので,今回は,これで終わります。この続きは,いつか機会を見つけて「会長の時間」で述べるつもりです。
以上をもって,会長の時間とさせていただきます。
別府北RC | 10月26日(木)の例会は変更のため、ホテルサンバリーアネックスにてMU受付します |
大分城西RC | 11月 1日(水)の例会は休会します |
11月22日(水)の例会は休会します | |
大分1985RC | 11月 2日(木)の例会は休会(祝日同週)します |
11月23日(木)の例会は休会(祝日同週)します | |
大分東RC | 11月 2日(木)の例会は休会します |
別府RC | 11月 3日(金)の例会は休会(法定休日)します |
11月24日(金)の例会は変更のため、両築別邸にてMU受付します | |
大分臨海RC | 11月20日(月)の例会は休会します |
湯布院RC | 11月21日(火)の例会は休会(祝日同週)します |
大分RC | 11月21日(火)の例会は休会(祝日同週)します |
大分中央RC | 11月21日(火)の例会は休会(祝日同週)します |
大分南RC | 11月24日(金)の例会は休会します |
ロータリーの友10月号8ページに児童養護施設の出身者の就職状況についての記載がありました。こうした方への支援策として大事なのは、「将来はこういった仕事をしてみたい」という目標を持たせること、そしてそれを他人に委ねるのではなく自分自身で決めていくことです。日出ロータリークラブも子ども食堂を通じ、物的支援をしていますが、今後は心の支援も何かできないかと思いました。
鈴木貫史幹事(W): | 10月22日(今週日曜日)、日出町主催の2023ひじ産業文化まつり「瀧廉太郎没後120年記念講演会」でテレビで著名な加来耕三氏の講演、「楽聖瀧廉太郎の父・吉弘への想い ~瀧家の故郷『豊後日出』の歴史とともに~」を拝聴いたしました。
瀧廉太郎自体は東京の生まれで、日出に住んでおりませんが、日出を訪れる事はあったと思います。彼の父、瀧吉弘さんは30歳くらいまでは日出藩家老をしており、明治維新後、東京に出て、一時期は大久保利通の秘書をしておりました。 その講演で、先般亡くなった日出藩19代当主 木下崇俊氏の話、『木下延由が豊臣秀頼の子・国松(つまり豊臣秀吉の孫)だったのではないか』とか『秀頼は薩摩で亡くなった』とか、日出藩の伝承についても話されておりました。 |
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石和桂子会員(W): | 里海ホームの加藤さんにコスモスでお会いしました。
うちの孫のおさがりを段ボールにとってあったので、加藤さんは東京に出張中だったので娘さんにお渡ししました。着てみてたいへん喜んでくれました、靴もありました。加藤さんからは後日、お電話がありました。 |
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皆さんこんばんは。この度、卓話をさせていただく永井雅充です。ロータリー歴は2年7カ月、職業分類は信用金庫です。実はロータリアンになって初めての卓話になります。今日は特段、経済や金融論といった学術的な話ではなく、最近金融機関が取り組んでいることを皆さんに知っていただけたらと思います。
1.自己紹介
私の家族は4人家族で、小学3年生と1年生の子供が2人います。子供は2人とも男の子なので、よく喧嘩をしています。私は昔から野球が好きなので、野球をやらせたいのですが、子供がもっぱら夢中になっているのはゲームです。だったら野球ゲームで興味を引かせようとしましたがタメでした。まだまだ私の野望は叶いそうにありません。
2.大分みらい信用金庫について
次に大分みらい信用金庫について皆さんにもっと知ってもらおうと思います。本日はディスクロージャー誌という資料を詩ってきましたので、そちらをご覧いただければと思います。
大分みらい信用金庫の行動指針に「私たちはよく遊び、よく学び、心豊かな人間を目指します」という言葉あります。聞き覚えがある方もいるのではないでしょうか。そうです。今年度地区ガバナーである膳所ガバナーの方針である「ロータリーは学び舎であり、遊び場である」と同じ見解であります。私も膳所ガバナーの方針を聞いたとき、信用金庫とロータリーの精神は至るところで共通した部分があると感じることができました。
実はあまり知られていないことなんですが、別府駅前にある油屋熊八像は大分みらい信用金庫が80周年事業として寄贈したものであります。
3.最近の金融機関のトピックス
(1)口座開設が難しくなった!?
ここ数年は本当に通帳を作成するのがややこしくなってきました。次の項目の「継続的顧客管理とは」に通じるものがありますが、背景にあるのは、口座が振り込めサギ等の違法行為に利用される最たるものであるからです。また国際的にみて、これまで日本があまりにも簡単に口座を作成できていたこともその理由です。 FATF (マネロンに関する金融活動作業部会)という国際機関による日本の金融機関の評価はかなり低いものとなっています。日本は島国で治安が良いといったことが理由にあるのだと思います。
(2)継続的顧客管理とは?
もしかしたら皆さんの中にも最近取引のある金融機関から「あらためて本人確認をお願いします」などの封書やハガキが来たという方もいるかもしれません。以前は-度、本人確認の手続きをしていれば、住所や氏名の変更がない限り、あらためて本人確認する必要はありませんでした。ところが、先ほどの口座作成にも通じるものがありますが、今金融機関にはずっと取引があるお客さまにも定期的に本人確認するよう求められています。これは不正取引等の犯罪に口座が使われていないかを確認するためのものです。金融機関としてお客様の状況を的確に把握することは大事ですが、これがなかなか業務負担やコストがかかることになりますが、どの金融機関もなかなか苦戦している状況のようです。
(3)余計なお世話!?
金融機関の業務は主に皆さまから預金を預かり、それを企業や個人にご融資することで経済を活性化させていくという間接金融がそもそもの役割です。しかし最近は低金利化による収益構造が変化し、各金融機関ともに様々な業務に取り組んでいます。
大分みらい信用金庫ではお客さまの本業をより充実してもらいたいという支援を実施しています。ビジネスマッチング、事業承継、M&A等、お客さまのお役に立てるよう様々な取組みを実施しています。時には「余計なお世話だなあ」と思われるかもしれませんが、「ちょっとしたお節介」と思っていただければと思います。
(4)若手の育成
最後に若手の育成についてです。前の段階として、採用の段階から以前と様変わりしました。以前は金融機関と言えば、比較的人気業種ではあったのですが、今は不人気業種へと様変わりしました。イメージとして目標が多い、人間関係がギスギスしている、残業が多いといった点で金融機関はブラック企業であるとの認識が植え付けられているように思います。
金融機関にはそこで働くからといって特別な資格、免許はありません。調理師や医師、薬剤師など、日出ロータリークラブにも様々な職種の方がいますが、金融機関は誰でも働くことができます。その分、いろんな分野の勉強をする必要があります。浅く広く教養を身に着けていくことになります。
最近の若手は育成が難しいとよく話が出ます。しかしいつの時代も若手に思う感想は変わらないのかもしれません。変わるのは環境です。むしろ今の若い世代のほうが、生まれたときからインターネットやスマホが当たり前のようにあり、この時代に順応しているのかもしれません。冒頭に述べた私の子どもがゲームばかりするのも前向きに考えれば時代に順応しているといえるかもしれません。
大分みらい信用金庫では、支店長の業務に「部下を褒める」文化を築いています。毎日の日報に「誰々さんのこうしたところが良かった。ありがとう」など当たり前に思えるかもしれないことに感謝を伝える。そうしたことの積み重ねが若手の自信となり、結果として成長につながるという考えです。頭にくることもありますが、今の自分があるのも、若い時に先輩からあただかく見守られたからということだと思います。
※ ロータリーは学び舎であり、遊び場である。
この言葉はロータリアンだけでなく、今の混沌とした社会に本当に必要なことだと思います。金融機関も激動の時代と言われて久しいですが、たまには遊び心も入れながら社会の繁栄に寄与でさればと思っています。
ご清聴ありがとうございました。