事務局 〒879-1506 | |||
大分県速見郡日出町3904-6 | |||
医療法人 久寿会 鈴木病院 | |||
TEL:0977-73-2131 FAX:0977-73-2132 | |||
会長 | 山 田 滋 彦 | ||
副会長 | 上 野 公 則 | ||
幹事 | 鈴 木 貫 史 | ||
広報委員長 | 佐 藤 英 隆 |
副会長 上野 公則
9日の会長・幹事・ガバナー補佐会議及び地区指導者育成セミナー、そしてRI会長代理歓迎晩餐会並びに希望交流会、10日の地区大会と、今年初めての企画でもある大会終了後のクラブ間交流懇親会と、遠路熊本まで出席していただきました6名の方々大変ご苦労さまでした。私も、会長代理というお役があるから、しようがなく、いや率先して出席させていただきました・・・?
でも、行ってみると、本田ガバナーのいつもながらのすばらしいご挨拶をはじめ、色々な人の話や出会いがあり、良いことばかりです。ロータリークラブに入会させていただき、勉強する機会を与えていただき、感謝しなければなりません。皆さん方も、時間があればぜひ出席してください。チャンスは与えてくれています。逃がさないようにしてください。
さて、昨日、今日と、寒の戻りか寒い日が続きます。なかなか春がきませんが、皆さんは春をどこで感じますか。梅が咲いた、桜が咲いた、ウグイスが鳴いた、日差しが眩しくなった、プロ野球のキャンプが始まったなど感じ方もさまざまだと思います。私は、つばめが家にやってくると、春を感じ嬉しくなります。遠い海を渡り、家の廻りを飛び回る姿を見ると、「よくまた帰って来たな、ご苦労さん」と心の中で叫びます。こんな春はいかがでしょうか。
大分1985RC | 3月26日(月) | 『創立記念例会』の予定を、定款第6条第1節に基づく休会へ変更 |
竹田RC | 3月20日(火) | 例会は休会 |
3月9日(金) 熊本ホテルキャッスルにて、会長・幹事・ガバナー補佐会議及び地区指導者育成セミナーが開催され、佐藤会員とともに出席しました。私は、山田会長の代理です。
まず最初に、本田ガバナーより挨拶がありました。本年度のRIテーマは、「こころの中を見つめよう博愛を広げるために」であり、RI会長の強調事項は「家族」「継続」「変化」の3つです。「家族は一つ屋根の下で暮らし、互いに支え助け合い、共に運命を分かち合う強い絆の家族を築くこと。それが、ひいては良き隣人、良き地域社会、良き国家、良き世界を築くことになる」と、カルヤン・ベネルジーRI会長の言葉を復唱されていました。一年前の3月11日に発生した東日本大震災を教訓として、何を学び、何を実践するかが問われている。自立できる地域社会、自尊できる家族や自分づくりをする時が来ているのではなかろうか。RIテーマのもと、自問自答してロータリーに学び、奉仕の心を開花させて行きましょうとおっしゃっていました。
次に、RI会長代理で大阪中央RCの横山守雄代理の挨拶があり、ロータリーの創始者ポール・ハリスは「ロータリーは時代の変化と共に変わって行かなければならない」と言っていたそうです。しかしながら、私たちはクラブ運営や活動がマンネリ化し、弱体化していることが分かっていても、それを敢えて変えて行こうと、一歩踏み込んだ改革になかなか着手できない。いま最も必要なことは、私たち一人ひとりがここで気持ちを切り替え、新たな「変化」に一つひとつチャレンジして行くことではないでしょうかと、訴えておられました。
RIが2007年に導入した「長期計画」と和訳されていたのが、「戦略計画」と変わるということ。そして、ロータリーの目的(The Object of Rotary)の新しい日本語訳案を説明されました。地区内のクラブの戦略計画ということで、阿蘇RCの「細則を年1回確認を行う」「奉仕活動の見直し」「会費の減額」などや、臼杵中央RCの「地域社会の中で、どのような奉仕活動が求められているか、調査研究し、奉仕活動の方法論を探る」などが紹介されました。
次に、地区委員会の報告で、内容は「配布資料参照」ということです。
次に、前年度地区資金監査報告と、地区資金現況報告がありました。
毎年そんなに変化はないと思いますが、今年度の主なものとして、地区大会本会議にも贈呈式がありましたが、東日本大震災復興支援金 24,500,000円があります。
次に、大会決議案説明ということで、明日の本会議に提案される決議第1号「国際ロータリー会長の本年度目標に協力する件~決議第10号「ホストクラブ、コホストクラブ、熊本県並びに熊本市及び関係諸団体に対し感謝する件」の案内がありました。内容については、大会資料やホームページを参考にしてください。
引き続き、地区指導者育成セミナーがあり、第2680地区パストガバナーで姫路RCの「三木明」氏による演題が「ロータリーと戦略計画」の講演がありました。ロータリークラブは、心をみがくところ、他人に学ぶところである・・・
18:00 ~はRI会長代理歓迎晩餐会並びに希望交流会があり、山鹿燈籠の入場から始まり、少女舞踊団「ザ・わらべ」や、熊本城稲荷神社の演出など、手の込んだものばかりでした。400名以上の方々が出席されており、久しぶりにお会いする人達や、近くの席の方々との交流も深まりました。
10日(土)は、崇城大学市民ホールで、本会議が開催されました。テレビ・雑誌などで幅広く活躍されている姜尚中氏の講演は、めったに聞けない話であり、非常によかったと思いますが、一日中席にすわったままで、聞き流すだけの地区大会は、いかがなものか?地区大会の意味合いからして、もっと一般会員参加型の大会は、できないものかと思う。記念講演が終わったとたん席も半分以上が空席になるのも・・・
夕方からのクラブ間交流懇親会もやって悪いことはないが、参加するクラブ、参加しないクラブまちまちであるし・・・でも参加してよかった。
何をいっても参加していくら。出席して、目で見て、耳で聞いて確かめて、そこからでは。出席しなくては、何も始まらない。感じられない。損になる事もあるが、得になることの方が多いかな。
3月9日金曜日に熊本ホテルキャッスルで行われました中の地区指導者育成セミナーの報告を致します。
講演演題と致しまして「ロータリーと戦略計画」セミナー講師は、RI第2680地区姫路ロータリークラブの三木明パストガバナーでした。三木PGは、杉谷PGと同期です。三木PGに言わせれば、杉谷PGの事を関西弁で言えば、「おまえもすきやな~」だそうです。
今日の講演内容は、次の3名より文献を引用してます。
以上の3名です。 質問はこの3名にお願いします。よく名前を覚えて下さい。
私の名前は、覚える必要は、ありませんよと笑いを誘い始まりました。
まず「ロータリー」は、いったいなんなのか? またなぜロータリーが好きなのか?なぜ関わっているのか?これからどのようにして進んでいけばよいのか?これらを考えながら1時間を過ごしましょう。みなさん御存じの通りロータリーの始まりは、ポールハリスにより四名で始まりました。当時のアメリカは、1890年スペイン戦争に勝利し多くの移民が住み、低賃金の為にスラム化がすすんでました。初期のロータリークラブは、一業種一種、出席に関しては、4回連続欠席はもう仲間じゃないそういう人は、首です。と言う厳しい会則を作りました。それは、ロータリークラブメンバーのみに恩恵がある組織になりました。このような中、ドナルドカーターがクラブに入れない人や地域の人は、どうするのか、RCは、地域社会に貢献しなければならない。その結果、クラブの方針を変えたそうです。ロータリー運動は、寄付やボランティア活動もしなきゃなりませんが、それは、一番ではないのです。ロータリーは、倫理的な人を育てる。道徳を守り人間を作ることにより世の為人の為に働く事を目指すのがロータリーです。二宮尊徳は、「田畑を耕す前にまず心の田畑を耕せ」と問いました。奉仕の実践をする前にまず心を磨いて奉仕の心を作れ 「入り手学び出でて奉仕せよ」これは、国際協議会場に大きく書いてあるそうです。また米山梅吉氏は、奉仕をするのは個々のロータリアンでありクラブは奉仕をするロータリアンの心を育てる所と言ってます。ロータリーの例会は、人生の道場である。心を求めて例会に至り、境地を求めて例会を去るこれが例会の姿です。また酒を飲みながら談話をするなとも言われてます。
今までは、当時の時代背景と初期のロータリー活動の内容でした。
次に本日のテーマであります。クラブの活性化を進めるためにも時代の流れに沿って戦略計画を立てる。(Strategic plan)長期計画より戦略計画.RI戦略計画は、ロータリーやロータリアンに活動の枠組みを提供するものです。変化するビジネスや社会的傾向に対応し、公共におけるロータリーの存在感を高め、会員を増やしてクラブを活性化させ、ロータリーの得意分野に力を集中させる上で重要な指針となるものです。RIの最近の取り組みとして、ロータリーのイメージとブランドの統一、コミュニケーション戦略、ソーシャルネットワーク委員会の設置などが挙げられています。またロータリアンを対象としたアンケート調査の結果も紹介されています。 2010年7月に改定されたRI戦略計画は、3つの優先項目と16の目標を掲げています。また、RIとロータリー財団の戦略的方向性を統一することも意図しています。国際ロータリーの現況報告として、会員数は、アメリカ、インド、日本とインドに抜かれ三位なりました。今インドや韓国が、右肩上がりです。会員増強については、原石を探すのをやめてその原石を磨きましょう。ダイアモンドのような輝きが出れば、周りの方が魅力を感じてぜひ仲間に入れてほしい。目先の増強では、一生付き合える仲間が増えるとは、おもいません。最後にみなさんおひとりおひとりの人格が新しい会員を増やす原動力です。皆さんがロータリーの伝道者になってよき仲間をこの素晴らしい世界に向かっていただきたい。
ロータリーは、傍観者を認めません。立場は、違ってもロータリーは、人を大切におもうこころをもっていれば、おなじテーブルに着く事ができます。私はロータリーに出会ってなければ職業倫理すら知らなかった。これからは、ロータリーに恩返しをしなければなりませんそのためにも一人でも多くの仲間を増やしましょう。と熱く語って頂きました。私も全くそう感じました。以上で報告とします。
3月10日(土)熊本県崇城大学市民ホールにて国際ロータリー第2720地区2011~2012の地区大会が行なわれ、日出クラブより6名の会員が参加しました。当日朝6時より秋吉会員と鈴木会員と佐々木会員と吉弘会員の4名がまだ目が覚めない中、2時間40分位かけて熊本の会場に着きました。
当日は9時より本田ガバナーの点鐘で始まりました。各方面の多くの参加者が有り韓国やオーストラリアの方など含め1237名の多くの参加が有り、最初に東日本大震災により被災に遭われた方々のご冥福を祈りながらの黙とうで始まりました。次に大会のホストクラブ津留会長の歓迎挨拶後、来賓の熊本県知事(代理)と熊本市長(代理)の紹介が有りお二人の来賓の言葉を頂き、その後、姉妹地区3660地区(韓国)ガバナー金均様やガバナーエレクト岡村泰岳様等いろんな方々の御祝辞が午前中に有りました。
午後1時30分よりテレビやマスコミ等で活躍される東京大学大学院教授の姜尚中氏の記念講演がありました。世界や日本経済の現状や今後について、またロータリーの有り方等、ユーモアを交えながら卓話を話され非常に参考に成る話ばかりで時間の過ぎるのを忘れました。又、御本人は熊本の出身の為、熊本のロータリアンの参考になる話ばかりするので、最後の質問の時間では大分のロータリアンから自分たちロータリーは如何かなと言う質疑があり笑いを誘う和やかな卓話でした。
この後各種表彰が有りましたが1番感激した事がありました。それは出席高齢会員の中で98歳の会員が表彰され元気な姿で演壇に上がり皆様の温かい拍手を受けたことです。私は大変感動しましてまだまだ頑張らなくてはと思いました。
又地区大会も無事に終わりまして、この後懇親会があると言う事で、私も参加を致しました。今までは途中で退席していましたが初めて最後まで参加し、各クラブの方々と親睦が出来て大変良かったです。今後は出来る限り最後まで残る様にします。以上で報告を終ります。
会場も立派でゆったり感があり、長時間疲れることなく好印象でした。また、会場つくりでは各種表彰の花束贈呈では、贈呈役をガバナーなどの御夫人が務められており、ロータリーらしさを感じました。
記念講演では、姜さんが熊本出身者らしく、中九州のこれからの役割を氏の視点でお話しされたのには感心しました。博多に対する政令都市熊本の位置づけ、世界レベルの”阿蘇”を見せること、熊本~湯布院へのラインを活かすことなど、冷静で誠実な話しぶりが印象的でした。
また、ロータリー活動では、高校生からのジュニア世代を育てる必要性を強調していましたが、全く同感です。青年だけでなく、もっと下の世代からの―ジュニアロータリの育成は必要と思います。
3月10日、早朝より大分を出発し、地区大会(熊本)開始の点鐘に何とか間に合い、会場にて3月9日より出席の上野副会長、佐藤会長と合流。本田光曠ガバナーの挨拶の中では、興味あるお話もありました。加藤清正は熊本県民に愛されました。それは熊本城の築城に物語がありました。長きに渡る築城(労役)に対し、人夫にも賃金を与えた。また、地方より通う道のりに応じて帰宅する時間を考えてもあげた。石垣の石は一つとして同じものはなく、夫々特長のある石を集めて、石垣となり土台となる。土台があって櫓が出来る。その上に天守閣が立ち、また会社や家族が築かれる。”土台が大切”でロータリーも土台を大切に築きましょう。城造りの天才と言われた加藤清正をロータリーの再生、改革の礎(いしずえ)にかけたお話で、熊本城稲荷神社宮司でもあるガバナーの説得力あるお詞でした。
午後は姜尚中氏の記念講演がありました。たくさんのマスコミに出演している大変有名な学者ですが、初めて拝聴する講演であり、眠る時もなく聴き入りました。演題「新しい年の東アジアをめぐって」の中で、日本とドイツ、ドイツの反原発・脱原発・廃炉、(九州がまとまるための)道州制について、ロータリーの博愛、ソニーの現状、FTAとTPP、日本と韓国と中国の協調と今後の展開についてなどなど、沢山のお話に納得させられる事ばかりでした。九州の真ん中の阿蘇を目玉にし、人口一千万人の九州がまとまることで、中国、韓国の大都市と渡り合える地方・地域となるように努力すべき。日本は、隣国の韓国と協調し、中国とも仲良く切磋琢磨し、世界をリードすべきである、というような講演でした。
午後6時よりクラブ間交流懇親会(熊本第5分区と大分第3分区)が熊本市役所14階の「ダイニングカフェ 彩」で開かれました。楽しく交流致しました。
朝6時過ぎに日出町を出発し9:00前に到着し前日からの上野会員・佐藤会員と合流。
久しぶりの地区大会出席でした。ガバナー挨拶で歓迎の挨拶に記されているように「人間の幸福とは自らの天分を活かしきることにある。そして、天分は他者の為に生かしてこそ輝くものであり、人の最大の喜びは、ひとを喜ばせることである」と教えられました。私たちロータリアンは自分のことだけ考えていては、自分の天分も自分の幸福も見つめることはできません。天分は他者とのかかわりの中で磨き上げられ、さらに高められるのです。このことを、慶応義塾の福沢諭吉先生は「日本人よ、独立自尊の気概を持て」と訴えられました。そして、独立、自立の気概は自信、自尊、すなわち、自らに「誇りを持つことから生まれてくる」といわれました。「家族を背負って立つ心」「会社を背負って立つ心」「社会を背負って立つ心」「歴史を背負って立つ心」「何かを背負って立つ心」これが誇りを生むのです。
入りて学び、出でて奉仕せよ」これが私たちロータリアンの合言葉です。心機一転してロータリー精神を見つめ直し、親睦と奉仕の輪を広げて参りましょうと挨拶文に記されています様に、このようなロータリー精神にすこしでも近づくように努力して行きたいと思いを新たにしました。
会長・幹事・ガバナー補佐会議及びRI会長代理歓迎晩餐会(3月9日) | |
本田光曠 RI第2720地区ガバナー | 横山守雄 RI会長代理 |
地区大会及びクラブ間交流懇親会(3月10日) | |
姜尚中 東京大学大学院教授 | RI第2720地区 各クラブのバナー |
別府北RCの皆様 | 山田昌人 熊本第5分区ガバナー補佐を囲んで |
私は2011~2012年度のロータリー米山奨学生として選ばれ、心から感謝を申し上げます。米山奨学金のおかげで、学業にも専念できるようになり、研究のための必要な現場調査もできるようになりました。
この一年間を通して、ロータリーの「他人への思いやりや助け合い精神」がいちばん大事なことだと分かりました。米山奨学金財団が設立された米山梅吉さまが語られたとおり、財団が設立されて依頼、国籍を問わず、多くの留学生を対象に奨学金を寄付しています。ロータリーはより平和でより幸せな人間社会を作るため努力をしてきています。
今から4年前、自分の日本語能力をもっと上達させたい、知識を幅広く身につけたい、日本の文化に触れてみたいという気持ちがあり、日本へ留学することを決めました。優秀な成績を修めることはもちろん、正課外活動も積極的に取り組んでいました。
3月16日に立命館アジア太平洋大学の卒業式を迎えます。私は大学を卒業した後、千葉大学の教育学研究科に進学することに決めました。そして将来の目標は教師として社会に貢献していきたいと考えています。他人に教えることによって充実感が生まれ、また自分の成長にも繋がっていくのではないかと考えました。
人生の道はいろいろありますが、失敗にもそこから分析してもう一度考え直すべきだと思います。この大学で得たことは自信とベンチャー精神です。4年前の私にとってはじめての留学生活は、その自分自身の可能性を広げるというベンチャー精神があったからこそ、日本での生活をゼロからスタートすることができるようになったと思います。いつでも自分を信じて人生の舵を取って、価値ある人生を歩めるようにしていきたいです。
この一年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。