日出RC 2011-12年度 ロータリーは責任と実行
日出ロータリークラブURL4つのテスト
事務局 〒879-1506
大分県速見郡日出町3904-6
  医療法人 久寿会 鈴木病院
TEL:0977-73-2131 FAX:0977-73-2132
会長 上 野 公 則
副会長 鈴 木 貫 史
幹事 河 野 一 幸
広報委員長 佐 藤 英 隆
例会日 火曜日 19:00
会 場 日出町 別府湾ロイヤルホテル
■ 出席報告 佐藤英隆会員
会員総数 12名 ゲスト 2名
会員出席数 11名 ビジター 1名
会員出席率 91.7% 出席者数 14名
前々回出席率 (10/16)75% 修正出席率 (10/16)75%
100%連続回数 0回 100%通算回数 366回
出席免除会員 山田滋彦
● メイクアップ  
   事前     
   事後     
● 欠 席 遠藤克尚会員
点鍾 19:00
ロータリーソング
ゲスト 日出町
教育委員会学校教育課課長    清家健志様
日出町
政策推進課主幹兼広報広聴係長 梶原新三様
ビジター 浦松傳様(別府北RC)

会長の時間

上野 公則

  先週は、ガバナー公式訪問ということで、皆さん大変ご苦労様でした。一年で一番大事な行事が無事終了し、私自身ホッとしています。6RCの合同例会でしたので、例年になく、随分楽はしましたが・・・ 公式訪問が終了したからといって気を抜くことなく、適度な緊張感をもち会員増強や皆さんが出席しやすい例会を目指し、努めて参りたいと思います。
  また、先週は土曜日にロータリー財団セミナーがあり、鈴木委員長始め4名の方が出席し、水曜日の米山奨学生の卓話には、臼杵中央RCまでブッティさんのお共として、原田会員が出席して下さいました。それに会員増強で走り回って下さった会員もいるということで、皆さんの活躍に感謝申し上げます。
  さて、本日は、学校教育課長の清家さんをお向かえしての「学力・体力向上の取り組みについて」の卓話です。清家さんは、日出中学校の教員時代、男子バレー部がよく大分県の大会で優勝していた頃の熱血指導者でした。私も清家さんには、大変お世話になっております。特に2年前、私が議会の社会厚生常任委員長をしている時、行政視察で、私がどうしても学力がトップの秋田に行ってみたいというわがままで、秋田まで段取りしていただき、お世話になりました。
  秋田県は大分県で唯一日出町が取り組んでいる「二学期制」は当たり前で、行政・学校・保護者・地域が一体となった教育をしており、特に日出町の各学校における教職員との意識の差には、愕然としました。
  私は、教育なくして将来の日出町はないと思っています。次代を担う日出町の子ども達のためにも、清家さんは、教育改革の先駆者として、教育行政の推進役となってくれる方ですので、今日は楽しみに話を聞かれてください。


幹事報告

本日の予定
  • 外来卓話 日出町教育委員会学校教育課課長 清家健志(せいけ けんし)様 
    “学力・体力向上の取り組みについて”
本日のゲスト
  • 日出町 教育委員会学校教育課課長   清家健志様
  • 日出町 政策推進課主幹兼広報広聴係長 梶原新三様
次週の予定
  • 委員会卓話 ロータリー財団委員会
今後の予定
  • 11月13日(火) 外来卓話  日出町長
  • 11月20日(火) 外来卓話  大分ヒート
  • 11月27日(火) 例会変更  12月1日(土)へ変更
  • 12月 1日(土) 親睦家族例会(大分ヒートデビルズ試合観戦)
  • 12月 4日(火) 会員卓話  秋吉尚康会員
お知らせ
  • ガバナー事務所より『本田直前ガバナー「言霊集」発刊のお知らせ』が届いております。
  • 日出町より『ザビエルの道ウォーキング大会協力の御礼』が届いております。
  • 10月24日(水)米山奨学生のブッディニー・ペレーラさんが臼杵RCにて米山奨学生卓話を行いました。(原田順二会員引率)
  • 10月27日(土)ロータリー財団 補助金管理セミナー(大分県立看護科学大学)に上野公則会員、臼杵徳二会員、佐々木明会員、鈴木貫史会員が出席致しました。
例会変更
別府東RC 11月22日(木) 『大相撲九州場所観戦親睦旅行』の為、18:30~『ホテルサンバリーアネックス』へ変更
別府RC 11月30日(金) 『シニアとの夕べ』の為、18:30~『かなわ荘』へ変更

委員会報告

上野公則会員 R財団マルチプル準フェロー

先週、今週とホームクラブ出席率90%を超える出席をいただき、うれしく思います。
・長男(亜細亜大学 硬式野球部)が秋季リーグより、初のメンバー入りを果たしました。また、最終戦ではリーグ戦初めて、試合に出場することができました。ソフトバンクにドラフト1位・3位に指名された東浜君・高田君とチームメイトとしてプレーさせていただいたことを、誇りに思います。

鈴木貫史ロータリー財団委員長

10月27日(土)に、他の会員の皆様とロータリー財団補助金管理セミナーへ出席致しました。このセミナーの詳細は次週の例会にてご報告致します。


ニコボックス

本多和夫会員 本多和夫会員(S):
バスケットシーズンが始まりました。大分ヒートデビルズは、現在5勝1敗で2位につけております。ぜひ、皆さんも会場に足を運んで、応援をお願いします。

外来卓話『日出町教育委員会”学力・体力向上の取り組みについて”』

日出町教育委員会
学校教育課課長 清家健志様

日出町教育委員会 学校教育課課長 清家健志様

1.新学習指導要領の理念-「生きる力」を育む
 (小学校では平成23年度から、中学校では平成24年度から全面実施)
 (1)「学習指導要領」とは
   全国どこの学校で教育を受けても一定の教育水準を確保するために、
   各教科等の目標や内容などを文部科学省が定めているもので、
   教科書や学校での指導内容のもとになるもの
 (2)「生きる力」とは
   ①確かな学力 ・・・(知)
    基礎・基本を確実に身に付け、自ら課題をみつけ、自ら学び自ら考え、主体的に判断し、行動
    し、よりよく問題を解決する資質や能力
   ②豊かな人間性・・・(徳)
    自らを律しつつ、他人とともに強調し、他人を思いやる心や感動する心など
   ③健康・体力 ・・・(体)
    たくましく生きるための健康や体力
2.学校教育課の主な取り組み
 (1)学力向上支援教員活用事業
  ○現状
   全国学力・学習状況調査(小6・中3対象)や大分県基礎・基本の定着状況調査(小5・中2
   対象)の結果によると、日出町の児童生徒は、知識に関する問題の正答率に比べて、活用・応用
   に関する問題の正答率が低い状況にある。
  ○取り組み
   県の市町村学力向上戦略支援事業に基づき、県の課題である国語と日出町の課題である算数の2
   教科において、それぞれ1名ずつ学力広報支援教員として位置づけ、在籍校はもとより、町内の
   各小学校を訪問して、主に4・5年生を対象に活用力を高めるための授業改善や年間5回ずつの
   公開授業を行い、教員の指導力の向上を図る。
   ・学力向上支援教員
    渡辺和恵教諭(大神小学校:国語)
           訪問校 豊岡小学校
    藤田里美教諭(川崎小学校:算数)
           訪問校 日出小学校、藤原小学校
 (2)学力向上ステップアップ講座
  ○現状
   小学校の4年生以降になると学習内容が高度化し、学力の格差が広がる傾向にある。特に算数に
   おいては、分数や少数等の内容でつまずく児童が多くなるが、個々の児童の課題を通常の授業だ
   けで解消することは困難な状況にある。
  ○取り組み
   児童の個々のつまずきを早期に解消するため、4・5・6年生を対象として夏季休業中に5日間
   1日2時間程度、当該校の全教員により、つまずきの解消を図るための個別指導を行う。
   夏季休業中の活動であるため、児童の参加は任意である。
  ○本年度の実績    ・平均参加率 92.9%
   ・参加してよかった 97.1%
   ・苦手なところがわかるようになった 78.8%
 (3)学力向上推進委員会の開催
  ○現状
   日出町教育委員会では、平成22年度から学校教育指導方針並びに学力向上推進計画を策定し、
   学力向上を推進している。
   また、平成22年度には、12月に町内各小中学校から1名ずつ計9名を全国学力・学習状況調査で
   常に好成績を収めている秋田県由利本荘市へ派遣し、学力向上の取り組みの研修視察を行った。
   さらには、23年度から年度当初に町内の全教職員を中央公民館に集め、学校教育指導方針と学力
   向上の取り組みの重点について説明し、共通理解を図っている。
  ○取り組み
   教育委員会、学力向上支援教員(2名)、学力向上推進委員(各校1名、計9名)で学力向上推進
   委員会を組織し、毎月1回、推進委員会を開催することにより、教育委員会と学校現場とがベクト
   ルを同じにして、日出町の児童生徒の学力向上に努めている。
  ○昨年度の実績
   ・年間10回の学力向上推進委員会を開催
   ・各種学力調査の結果に基づく課題の把握とその対策
   ・学力向上のための授業改善と授業パターンの構築
   ・学習のきまり等の作成と活用の推進
   ・小学校算数ワークシート(4・5年生用)の作成
 (4)小1プロブレム対策推進事業
  ○現状
   入学したばかりの小学校1年生が小学校生活に適応できず、集団行動ができない、授業中に静かに
   することができない、話を聞かない等の状態が数ヶ月にわたって続くことを「小1プロブレム」と
   いい、アンケートによると約3割の学校が、小1プロブレムの発生を感じていると答えている。
  ○取り組み
   本年度から2年間、藤原小学校、藤原幼稚園、藤原保育園を推進地域に指定し、小学校、幼稚園、
   保育園が連絡会や交流活動を通して、相互理解を深めるとともに、大学の先生を招聘して就学前の
   アプローチカリキュラムや就学後のスタートカリキュラムを編成・実施することにより幼児と児童
   の生活や学びの接続をスムーズにし、小1プロブレムの発生を抑え、就学への不安を解消しようと
   するものである。推進地域で研究実践した成果を幼保小連携推進協議会を活用して日出町全体に広
   げていく。
 (5)大分元気っ子体力パワーアップ事業
  ○現状
   体力は、人として創造的な活動を行うために必要不可欠なものであるとともに気力の源でもあり、
   「生きる力」の基盤となるものである。しかしながら、近年の社会環境や生活様式などの変化によ
   り、体を動かす機会の減少や生活習慣の乱れが生じており子供の体力は昭和60年頃をピークに低
   い状況にある。
  ○取り組み
   ①体育専科教員活用校(日出小学校)
    中学校保健体育科免許を有する教員を日出小学校に配置し、学級担任とのT・T授業や
    授業公開、他の小学校への訪問指導により体育の授業の充実と小学校体育部会の活性化を図る。
    ・体育専科教員
     河野 理教諭(日出小:月・水)
           訪問校 豊岡小(火)川崎小(木)藤原小(金)
   ②小学校体力向上推進校(大神小学校)
    中学校体力向上推進校(大神中学校)
    体育推進教員を中心に学校・家庭・地域が連携した子どもの体力向上のための取り組み等を行う
    とともに望ましい生活習慣の確立を図る



会員からの質問

浦松傳様(別府北RC)

 ・学校の先生や親を尊敬する子供の割合が低くなっていますが、どうすればいいでしょうか?
 “徳”の部分を進める事は出来ないのでしょうか?


佐々木明会員

 ・昨今言われています、小さい頃からの「金融や経済に関する教育」について教育実施計画は
 どうなっているか関心があります。
 ・また、昨年の大震災後の安全防災教育は学校では強化されていますか?

山田滋彦会員

 ・大分県は日本では日教組が強いようですが、なぜでしょうか?
 ・国旗、国歌斉唱などを行わない場合があるようです。愛国心がないように感じられますが
 何故でしょうか?


臼杵徳二会員

 ・ロータリークラブの例会も日の丸・君が代と敬意を表し開催されています。また、オリンピック等の
 時は愛国という素晴らしい心が感じられますが、最近の教職員や生徒、父兄は入学・卒業式に対して、
 どの様な考えを持っているのでしょうか?

等の質問が出ました。


例会風景

例会風景1 例会風景2
別府北RC 浦松傳会員(ビジター)