事務局 〒879-1506 | |||
大分県速見郡日出町3904-6 | |||
医療法人 久寿会 鈴木病院 | |||
TEL:0977-73-2131 FAX:0977-73-2132 | |||
会長 | 山 田 滋 彦 | ||
副会長 | 上 野 公 則 | ||
幹事 | 鈴 木 貫 史 | ||
広報委員長 | 佐 藤 英 隆 |
例会日 | 火曜日 | 19:00 | |
会 場 | 日出町 | 別府湾ロイヤルホテル |
■ 出席報告 | 秋吉尚康会員 | ||
会員総数 | 12名 | ゲスト | 8名 |
会員出席数 | 7名 | ビジター | 0名 |
会員出席率 | 63.6%(7/11) | 出席者数 | 15名 |
前々回出席率 | (1/31)90.9% | 修正出席率 | (1/31)90.9% |
100%連続回数 | 0回 | 100%通算回数 | 366回 |
出席免除会員 | 山田滋彦 |
● メイクアップ | |
事前 | |
事後 | |
● 欠 席 | 遠藤克尚、加耒清一、河野一幸、 瀬口秀吉、(山田滋彦) |
点鍾 | 19:00 |
ロータリーソング | 我等の生業 |
ゲスト | ・新別府病院 栄養管理室長 田崎亮子様
・ロータリーファミリー(秋吉会員夫人(和子様)、吉弘会員夫人(貞子様)、上野会員ご息女(由芙子様、未紗子様)、石橋和子様(佐藤会員職場)、藤原陽子様、片山展代様(鈴木病院)) |
ビジター |
副会長 上野 公則
本日は、新別府病院の栄養管理室長である田崎亮子さんの卓話です。私も、趣味のスポーツ関係や、PTA関係で食育のことを少し学んだ事があり大変興味があります。今日はどんな話が聞けるか楽しみにして来ました。後ほどよろしくお願いします。
さて、皆さん。本日、2月14日といったら・・・バレンタインデーです。チョコレートは貰いましたか?もうこの年になると、チョコレートなどくれる人もなく、家内も結婚する前には、くれたような、
くれないような、でも、チョコはなくとも愛情は毎日そそいでくれます…?
ということで、せっかくの機会ですので、バレンタインデーの由来を紹介しようと思います。バレンタインデーあるいはセントバレンタインズデーは、2月14日に祝われ、世界各地で男女の愛の誓いの日とされています。起源は、ローマ帝国時代にまでさかのぼり、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ヴァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと伝えられています。世界各地で色々な祝い方があり、ヨーロッパなどでは、男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を恋人や親しい人に贈ることがある日だそうです。ベトナムでは、男性が女性に尽くす日となっています。また、サウジアラビアでは、バレンタインデーは、違法行為となっており、全面禁止されています。
日本では、1958年頃から流行したそうです。女性が男性に、愛情の告白としてチョコレートを贈る習慣は、日本独自のもののようです。最近では、チョコレートにこだわらず、クッキーやケーキ、マフラーなどを贈る人もいます。また、恋人まではいかないが、友人として贈る「義理チョコ」、同性間で贈り合ったりする「友チョコ」、男性が女性に渡す「逆チョコ」というのもあるそうです。バレンタインデーの普及には、商業活動が一役かったことは、間違いないようにあります。また、日本のチョコレートの年間消費量の2割程度が、この日に消費されると言われる程の国民的行事となっています。
チョコレートを貰っていない人も、本日は、田崎亮子先生が、皆さんにすばらしいプレゼントを持って来てくれたかもしれません。しっかり目で見て、耳で聞いて、皆さんにとって大切なプレゼントにしてください。
上野 公則会員
11日(土) | 日出町少年野球連盟の役員会があり、環境整備プロジェクトの内容、役割分担の打合せをしました。 |
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12日(日) | 日出町少年野球連盟の総会があり、環境整備プロジェクトの説明を各チームの監督、保護者会長等に行い、承認して頂きました。 |
13日(月) | 町長へあいさつの依頼、生活環境課へゴミ袋の減免申請のお願いに行ってきました。 日出町ソフトボール協会の会長とも、打合せをさせて頂きました。 |
14日(火) | 減免申請書を提出し、ゴミ袋を頂いてきました。 都市建設課とも打合せを行っています。 詳しい内容については、21日に報告します。 |
栄養は、人間の体を作り、私たちの活動に欠かせないものです。ダイエットをしたり、忙しさにかまけて食事を抜いたり減らしたりすると身体や機能を維持するための栄養が不足して、悪影響がでます。
身体の機能からみた栄養素の分類としては、エネルギー源となるのは、糖質・脂質・たんぱく質です。たんぱく質は、本来は筋肉・ホルモン・酵素・血漿たんぱく・コラーゲンなど身体構成成分として使われるべきところ、糖質・脂質が不足した状況では、大切なたんぱく質がエネルギー源として使われてしまい低栄養状態となります。脂質もエネルギー源だけではなく、身体の64兆個の細胞の一つ〃を形づくる細胞膜の構成成分としてまた、サイトカインといわれる免疫・炎症作用に関与する物質の制御に関しても重要な働きをしています。ミネラルの代表、カルシウム・リンは、骨や歯の構成成分として重要なのは周知のことですが、ビタミン(13種類)やミネラル(13種類)は、必要量は微量なのですが身体のさまざまな代謝(体内での化学反応)や抗酸化機能、神経系機能の円滑化に関与しており、体内で合成できないため食事でコンスタントに摂取しなければなりません。
毎日の食事を栄養バランス良く食べなければならない理由は理解頂けたと思います。一方、食べ過ぎ、飲み過ぎで過剰栄養から肥満をきたし、脂質異常症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症)や糖尿病、高血圧症を併発し、喫煙や運動不足など重なって動脈硬化症が進行し、脳血管疾患、虚血性心疾患発症という生命を脅かす事態になりかねませんし、そのような患者さんが増えて、日本の医療費を押し上げる事態になっているのです。
平成22年度の国家予算が92兆円、同じ年の医療費が36.6兆円といわれています。国家予算の40%に相当する額です。更に少子高齢化社会は進みこのままだと、死に場所さえもままならない時代が押し迫っているのです。このような社会背景の中、医療現場での取り組みとして、NST(栄養サポートチーム)が動き出しています。入院患者さんの栄養管理を担当するチームで、医師、管理栄養士、看護師、薬剤師の4職種で専任チームを構成し週1回チーム回診・カンファレンスが行われます。患者さんの栄養状態を改善することで免疫力アップ、治療改善効果に貢献できます。NST活動効果は、施設にも大きなメリットがあります。在院日数の短縮、院内感染や褥瘡患者の減少、抗菌薬使用量削減、経腸栄養が増え、高カロリー輸液が減ることでの医療材料費の削減効果などです。
栄養補給ルートには、経口栄養、経腸栄養、経静脈栄養があり、NSTではその3ルートの投与状況を把握し主治医に提言します。その中で管理栄養士は、経口栄養管理のプロですので、各疾患毎の栄養成分別献立調理も担当しなければなりませんが、脳血管疾患の後遺症や高齢者の廃用で食事が上手に摂取できない(摂食嚥下障害)患者さんの食事のプランにも積極的に関与しなければなりません。その時問題になるのが、嚥下困難、咀嚼困難の患者さんの食事です。ゼリー状やミキサーで回し増粘剤でとろみをつけた食事、柔らく下処理し歯茎で潰せる軟らかさまで調理したソフト食など患者さんの摂食状況に併せた食形態の食事を提供しなければ、誤嚥性肺炎や窒息の危険性もあるのです。その食事の形態の統一化や食事内容の研究なども県栄養士会あげて取り組んでいるところで、NSTの地域連携がこれから益々重要になっていきます。
命有る限り、美味しく栄養のある食事を食べ続けられることは、生きるという意味そのものだと思います。寝たきりにならないように、食生活に気をつけ運動習慣も身につけ、心身ともに健やかに過ごせ、いくつになっても社会に貢献できる人生を過ごして参りましょう。
開催年月日:平成24年2月7日
開催場所 :日出町 別府湾ロイヤルホテル